休職したら
これまで通りに生活できるのか
一番不安ですよね。
休職を考えたとき、
多くの人が最後まで悩む理由はこれです。
・給料が止まるの?
・貯金で生活しなきゃいけない?
・傷病手当金ってよく分からない
→会社員なら、休職中に「傷病手当金」を受け取れる可能性が高いです。
この記事では、
・傷病手当金とは何か?
・いくら・いつから・いつまで受け取れるのか
・申請の流れと注意点
を、会社員目線で分かりやすく解説します。
傷病手当金とは?
傷病手当金とは、病気や怪我で働けなくなったときに
健康保険から支給される生活費の補助制度です。
【ポイント】
・会社からではなく「健康保険」から支給
・休職中の収入を支えるための制度
・メンタル不調も対象
→「休職=無収入」ではありません。
傷病手当金をもらえる条件
以下の4つすべてを満たす必要があります。
【条件①】業務外の病気・怪我である
・ストレス・うつ・適応障害などOK
・仕事の事故は別制度(労災)
︎【条件②】働けない状態である
・医師が「就労困難」と診断
・診断書や意見書で確認される
【条件③】連続3日間休んでいる
・有休・土日含めてOK
・4日目から支給対象
【条件④】給料が支払われていない
・給与が出ている期間は対象外
・有休消化後から支給されることが多い
傷病手当金はいくらもらえる?実例公開
【計算方法】
支給額=標準報酬日額×2/3
※標準報酬日額とは、
健康保険料や厚生年金保険料など
社会保険料の計算基礎となる重要な金額です。
例)月収30万の場合
→1日あたり約6,600円
→月約20万円前後
※ボーナスは含まれません。
実際に私がいただいた
明細書を大公開します!
(注意事項)
※2026年1月1日から末日までの明細書
※私の標準報酬日額は30万円
※取立額は、健康保険/厚生年金保険/住民税の合計
※支払い口座は、会社の給与口座
※日数や標準報酬日額や取立額により
大きく変動しますので、あくまで一例です

支給額合計:208,080円
上記が私の2026年1月分の傷病手当金でした。
ここから、取立額合計を差し引いた額が
実際支給額となります。
※個人情報はすべて加工しています
支給対象期間は?
支給開始の対象
・連続3日休んだ後
・4日目から支給対象
支給期間
・最長1年6ヶ月
→復職して再休職の場合、通算1年6ヶ月なので注意。
申請から入金までの流れ
①会社に休職を相談
人事に「傷病手当金を申請したい」
と伝えます。
※休職が決まれば、
人事が説明や手続きを
進めてくれる場合も多いです。
②会社から申請書をもらう
多くは、
・健康保険組合
・協会けんぽ
の書式を使用。
③医師に記入してもらう
申請書を診察時に持参し、医師に依頼します。
・労働不可期間
・症状
を記入してもらいます。
④会社が記入→提出
医師が記入した申請書を会社へ送付し、
・勤務状況
・給与の有無
を会社が記入し、会社が健康保険機関へ提出します。
→申請書が健康保険機関に受理されれば
給与口座へ入金されます。
よくある誤解・注意点
【自動でもらえるわけではない】
毎月、上記②〜④を繰り返します。
申請しなければお金は入金されません。
【薬を処方された場合】
きちんと受領しなければ
申請が通らない可能性があります。
調剤薬局で受領したかどうかは健保側が確認します。
【社会保険料・住民税はどうなる?】
・健康保険料
・年金
・住民税
原則、支払い義務あり。
(減免制度が使える場合があります)
【パート・時短でももらえる?】
勤務形態は関係ありません。
健康保険に加入していれば対象です。
【ワーママへの参考ポイント】
・育休明けでも対象
・「自分の体調不良」が理由であることが重要
診断書の書いてもらい方、会社への伝え方が重要です。
別記事で詳しく解説しています。
休職に必要な診断書のもらい方|何科に行く?伝え方と実例公開
休職の診断書はオンライン診療でももらえる?|会社員におすすめ!オンライン診療の選び方の注意点
傷病手当金をもらいながら休職するメリット
・収入0にならない
・焦って復職しなくてよい
・回復を最優先できる
私も即退職するか悩みましたが、
休職を選択したことで
収入面の心強さと、育児をしながらも
自分を最優先できる時間を得ることができました。
病院に行くのが「つらい」「ハードルが高い」あなたへ
・医師に何を伝えればいいのか分からない
・診断書・意見書について分からず不安
・外出する気力がない
そんな場合は
【オンライン診療】という選択肢もあります。
・自宅から受診
・診断書・意見書対応のクリニックあり
・休職初期との相性◎
→無理せず、使える制度と手段を使ってください。
次に読むべき記事
会社員が休職するまでの流れ|上司・人事への伝え方と手続き完全ガイド
休職は甘え?迷っている会社員・ワーママが後悔しないための判断基準
休職後は復職できる?転職すべき?|ワーママが後悔しない選択をするための考え方【体験談】
まとめ|お金の不安が減れば判断はしやすくなる
休職を迷わせる最大の原因は、
〈お金について不安〉だからです。
でも、
・制度を知る
・金額の目安を知る
・申請方法を知る
これだけで、
現実的な選択肢になります。
あなたの心と身体を守ってください。

